事例紹介
売上の回復に向け補助金とSNSを活用した知名度向上・オリジナルブランド商品展開支援
事業者情報
事業内容 | 紙製品OEM製造、自社オリジナルブランド商品製造・販売 |
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所在地 | 四国中央市 |
支援概要
支援機関 | 地域金融機関、愛媛県よろず支援拠点(えひめ産業振興財団) |
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支援テーマ | デジタル、マーケティング |
支援内容 | 補助金申請、SNSを用いた知名度向上、オリジナルブランド商品展開に向けたマーケティング |
支援に至る背景
昭和44年に創業した紙専門加工業者が、コロナ禍で売上が大幅に減少したため、既存事業であるOEM製造(他社の名義やブランド製品を製造すること)に加え、オリジナルブランド商品の展開によるB to C販売強化を検討。
地域金融機関はオリジナルブランドの知名度向上策、商品展開等に悩んでいるとの相談を受け、愛媛県よろず支援拠点のコーディネーターと連携し支援を開始。
具体的な支援内容
個人向けの販売用小ロット製造機械購入に向け、愛媛県よろず支援拠点から、愛媛県の「新型コロナウイルス感染症対応新ビジネスモデル展開促進補助金」の申請を支援し採択を得る。また、地域金融機関からは同設備の購入資金融資も実施。
設備導入と並行して、よろず支援拠点から自社ホームページの作成・整備を支援し、インスタグラム等SNSとの連携や決済システムの導入を実施。また、商品コンセプトを明確化したうえで富裕層をターゲットとしたマーケティングを支援することで、インスタグラムのフォロワー数増加や集客の向上に繋げた。
支援の効果
コーディネーターからのアドバイスにより、事業展開するうえでの検討課題が明確になった。今後は本支援で構築した事業基盤を活用するため、地元で人気のドッグカフェ等とコラボし、犬をテーマとした紙製品の展開を試験的にスタートさせる。さらに、インスタグラムのフォロワー数向上を図り、集客に繋げていく。