NEWS
「令和5年度第1回CONNECTえひめ及びチームえびす関係機関連絡会議」を開催しました
県内関係機関との連携支援体制強化を図るため、令和5年6月5日に、「CONNECTえひめ」と「チームえびす」の関係機関連絡会議を、初めて同日開催しました。
(※チームえびす:えひめビジネスサポートネットワークの通称。えひめ産業振興財団をはじめ支援機関や金融機関などから構成される県内の中小企業連携支援体制。)
第一部では、冒頭に愛媛県経営支援課から、「CONNECTえひめ」の事業概要について説明しました。
「CONNECTえひめ」は、ポストコロナに向けた新事業展開等への取組みを支援するための総合経営支援拠点で、DXや脱炭素への対応など複雑化・多様化する経営課題解決の支援を行っています。
令和5年度の取組みの主なポイントとしては、
・えひめ産業振興財団内に連携支援コーディネーターを新たに配置し、連携支援体制を強化
・経営に関する最先端の知見共有や支援事例の展開による経営支援能力の底上げ
・地域経済をけん引する中核企業が取り組む新たな取組への伴走支援
といった点に注力していくこととしています。
続いて、CONNECTえひめの運営事業者である、えひめ産業振興財団とPwCコンサルティング合同会社から、それぞれの具体的な取組内容について説明を行いました。
CONNECTえひめでは、県内事業者がどこに相談したとしても、適切な支援が受けられる環境を目指して、
・関係機関を繋ぐ継続的な支援プランの作成・進捗管理や、企業間連携による付加価値向上の取組推進、地域共通課題の抽出及び解決に向けた検討、連絡会議等による先進事例の支援機関への波及(コーディネート業務)
・先行事例等の調査による地域共通課題の解決策提示、支援機関向けの知見共有や、事業者向けのセミナーの開催、モデル支援事例の創出・発信(プル型支援)
・地域金融機関と連携したデジタルやサステナビリティ領域での中核企業支援や、金融機関への勉強会等を通じたノウハウ共有(プッシュ型支援)
を行うこととしています。
また、第二部では、愛媛県産業創出課から、「チームえびす」(えひめビジネスサポートネットワーク)の令和5年度の目標や活動方針について説明があり、その後、参加者であるチームえびす構成機関のスキルアップを図るため、支援事例の紹介を通じたトークセッションを実施しました。
CONNECTえひめでは、今後もチームえびすをはじめとする県内支援機関や金融機関等と連携し、それぞれの強みを発揮した支援を充実させながら、ポストコロナに向けた新事業展開等に取り組む県内事業者を支援していきます。
会議概要
1 日 時
令和5年6月5日(月)10時00分~12時00分
2 会 場
テクノプラザ愛媛 テクノホール(松山市久米窪田町337番地1)
3 参加者
支援機関・金融機関・その他関係機関 計83名(オンライン参加含む)
4 次 第
(1)開会挨拶 愛媛県経済労働部 理事 濱田 直春
(2)第一部 CONNECTえひめの事業説明
①「CONNECTえひめ」の事業概要について(愛媛県経営支援課)
②コーディネート業務について(公益財団法人えひめ産業振興財団)
③プル型支援・プッシュ型支援について(PwCコンサルティング合同会社)
(3)第二部 チームえびすの事業計画及び支援実例等
①令和5年度「チームえびす」の活動について(愛媛県産業創出課)
②トークセッション「DX時代への挑戦」
富士教材有限会社 3代目 田村洋平氏
公益財団法人えひめ産業振興財団 ジェネラルマネージャー
(CONNECTえひめ 連携支援コーディネーター) 玉井裕司氏