【開催レポート】付加価値を高める！
えひめリーディングチャレンジ企業実践セミナー

　令和7年11月25・26日の2日間にわたり、「付加価値を高める！えひめリーディングチャレンジ企業実践セミナー」を松山市内で開催しました。県内中小企業者の経営者・経営幹部・後継者等、23名が参加し、自社の強みを見つめ直し、付加価値向上に直結する具体策を学びました。

セミナーの目的

　人口減少や市場縮小という厳しい経営環境の中、単純な「量の成長」から脱却し、付加価値を高める「質の成長」を実現するための実践的なノウハウを提供することを目的に開催しました。参加者が自社に持ち帰り、すぐに取り組める具体的な戦略や現場運用のヒントを中心に構成しました。

開催概要

1 日　時　
令和７年11月25日（火）・26日（水）

2 会　場　
テクノプラザ愛媛　中会議室（松山市久米窪田町337番地１）

3 参加者　
23名

4 講　師　
中川 功一（株式会社やさしいビジネスラボ 代表取締役）

4 共　催　
（独）中小企業基盤整備機構 四国本部

5 プログラムの主な内容

1日目：自社分析／売上アップの新戦略

2日目：効率化と費用削減／現場の自走化アップのための人的資本経営

当日の様子

（1日目）自社理解と売上戦略

　まずはSWOT分析を通じて、参加者が自社の「見えていなかった強み」や「課題」を洗い出しました。グループワークでは、異業種の参加者同士が率直な意見交換を行い、新たな市場機会や差別化アイデアが多数生まれました。

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（2日目）財務視点での効率化と現場の自走化

　2日目は管理会計の基礎を用いて、どの活動が付加価値を生んでいるかを数値で把握する演習を実施。単なるコストカットではなく、「戦略的コストダウン」の考え方を学びました。さらに、人的資本経営について、現場が主体的に動く仕組みづくりの方法を具体的に解説しました。

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まとめ

　地域に根差す中小企業が、付加価値を高めて地域経済を支えていくことは、私たちの暮らしや地域の未来につながります。今回のセミナーは、そのための第一歩を踏み出す場となりました。今後も県と支援機関が連携し、地元企業の成長を支えてまいります。

CONNECTえひめでは、県内支援機関や金融機関等と連携し、県内事業者を支援しています。
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